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AGISのロゴマーク

AGIS Overview
AGIS概要

AIによって作成された人間とロボットの握手の画像

科学研究基盤モデル開発プログラム
(AGIS: Advanced General Intelligence for Science Program)

特定科学分野に強みを有する研究機関と連携し、大規模言語モデルなどの汎用的な基盤モデルを活用しつつ、科学研究データを系統的に学習させ各分野における科学研究向け基盤モデルを開発します。また、基盤モデルを活用し、実験自動化技術・シミュレーション技術と組み合わせることで、科学研究の自動化を推進します。
開発した科学研究基盤モデルとその利用技術を産学に広く開放することで、多様な分野における科学研究の革新 (科学研究サイクルの飛躍的加速、科学研究の探索空間の拡大)を目指します。

Message from the Program Director
プログラムディレクターメッセージ

AIは科学研究を着実に変えつつあります。2024年のノーベル化学賞・ノーベル物理学賞が、機械学習によるタンパク質立体構造予測・設計、機械学習の基礎に与えられたことは、その転換点を示す事件でした。その受賞の対象であるAlphaFoldは、科学のグランドチャレンジ問題がAIによって解決された最初の例で、科学向けAIの可能性を切り開いた驚くべき成果です。成功の背景には、AIのトップ研究者とタンパク質分野のトップ研究者の集中的な協力があり、異分野の協業の可能性の大きさを感じさせられました。

理化学研究所には、特定科学分野における高い研究能力と、計算科学・AIの専門性が揃っています。これらを横断的につなぎ、科学の未解決問題に貢献できる科学研究向け基盤モデル・AIエージェントの開発を目指すプログラムが、科学研究基盤モデル開発プログラム(AGIS)です。

AGISには、生命・医科学分野および材料・物性分野の研究者が集い、それぞれの分野における課題解決につながるAIを開発しています。また、各分野に共通する基盤として、AIによる自動研究や、実験自動化技術の開発も進めています。さらにこれらを支えるのが、大規模なAIの学習・推論を行うための高性能計算です。

AIには、科学の分野を問わず、研究を飛躍的に加速し、これまで手が付けられていない科学的課題を解決しうる力があります。その可能性を信じて、科学研究向けAIの開発に向け努力してまいります。
プログラムディレクター泰地 真弘人の肖像写真
プログラムディレクター 泰地 真弘人